ハワイ島の街、コナとヒロ
大学の授業で、島というものは真ん中に大きな山がある。
そして、その山を境に必ずどちらかがdry(乾燥地帯)、wet(熱帯雨林)と区分されると習いました。
ハワイ島の場合、マウナケアがその大きな山で、コナがdry、ヒロがwetですね。
コナとヒロ、どちらも2文字で似ていますが、対照的であり、どちらも特徴のある素敵な街です。
できればハワイ島挙式をする際はこの2つ、どちらも足を運ぶことをお勧めします。
コナはまさにリゾート。
どこまでも続く青い海と青い空。
ハワイ島のビーチはどこも溶岩で黒いと想像される方も多いかと思いますが、コナサイドは砂浜が多い[1]です。
夕日が海面に沈むのをみることができるのも、コナサイドの醍醐味ではないでしょうか。
気候、景観ともに素晴らしいため、高級リゾートが立ち並んでいます。
挙式会場のほとんどはこのコナサイドにあります。
コナサイドにはワイコロアビーチリゾート[2]と呼ばれる小さな街もあります。
ここは、ショッピングセンター、スーパー、レストラン、ホテル、コンドミニアムなどが集結しているリゾート村とでも呼びましょうか。
米ホテル大手ヒルトンが経営する、ヒルトンワイコロアビレッジ[3]もここにあります。
ヒルトンワイコロアビレッジは敷地内に電車も走っていたり、イルカに触れ合えたりと小さなお子様がいる家族に大人気のホテルです。
私も挙式の際、ゲストにはこのリゾート内のホテルに泊まってもらいました。
車を運転しなくてもプールはもちろん、ショッピングやスーパー、レストランにも行けるのでとても便利です。
一方、ヒロは地元民が愛する街です。
1年と通し、雨が多く、ジメジメとしているとよく言われます。
日系移民が多く、苗字が日本語(Kato, Hondaなど)の人がよくいます。
そのため、街並みも日本人ならどこか懐かしく感じるのではないでしょうか。
私の父は自分の故郷、東室蘭(北海道)みたいだとよく言います。
ヒロは皆の地元を思い出させるような、そんな不思議な街です。
そんなヒロ、毎年とても混雑する時期があります。
メリーモナーク[4]というフラの世界大会がこのヒロで毎年春に開催されます。
この時期は数少ないヒロのホテルが満室になります。
私も学生時代、通訳として一度参加したことがありますが、日本からの出席者が大変多いです。
地元民は皆Hilo is specialと言います。
「ヒロは特別」そんな地元民が愛するヒロ。
何があるといったわけではないですし、雨に降られることもあると思いますが、是非足を運んでみてください。
コナからヒロまでは車でサドルロード[5]を通れば1.5-2時間程、ワイメアを通れば2.5時間程で行けます。
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