アメリカ人はパーティーの達人 | Thee Blue Heels
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アメリカ人はパーティーの達人

アメリカ人はパーティーの達人

ウエディングプランナー、私は現地のアメリカ人にお願いすることを強くお勧めします。なぜなら、アメリカ人はパーティーが生まれた時から身近にあり、その経験値は圧倒的に日本人より高いからです。

 

少し前にメットガラというファッションの祭典が話題になりました。キム・カーダシアンが顔まで覆う全身真っ黒な衣装で登場したやつ!と言えば少しは見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。毎年ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催され、数々の著名人がデザイナーとタッグを組み、豪華衣装を披露します。この祭典には毎年テーマがあり、そのテーマに沿った衣装をゲストは着て出席するという、とても華やかなイベントです。

 

こんな祭典、日本で考えられるでしょうか。

 

私がアメリカに留学していた時、学生寮に住んでいたのですが、決まって毎週末パーティーがありました。

誰かの誕生日会、テーマパーティー、ハロウィン、クリスマス、とにかく何かにつけてパーティー。テーマパーティーは例えば、ホワイトパーティー、皆出席者は白色の服を着て参加します。60s70sパーティー、それぞれ60年代70年代をイメージする服装で参加します。学生でお金がなかったので手作りしたりしていました。皆慣れたもので、毎回主催者はとても素敵にパーティーをオーガナイズしていました。そして人を呼び寄せる「宣伝力」も素晴らしい。彼女達のそういったパーティーに対する知識やアンテナ、今思うとすごいなと思います。

 

アメリカでは、人が集まることが日常にあります。それが文化だと言えばその一言なのですが、宗教的に自己と向き合う仏教より開放的なのかもしれません。ビッグイベント、誕生日やハロウィン、クリスマスだけでなく、週末に仲がいい親戚や友達を呼んでディナーをしたり、天気のいい日に外でBBQやピクニックしたり、人と一緒に楽しむ、楽しませることは日常であり、小さい時からやっていることなので、何ら抵抗がなくできる。また、そういったパーティー関連の商品も近くのスーパーで即揃えられるようになっています。クリスマスの包装紙だって、リボンだって、日本とは比べられないほど多種多様あります。

 

一方、日本ではどうでしょう。

七五三、七夕、お正月。日本にも素敵なイベントは沢山あります。

幼稚園や小学校ではそういったイベントがとても楽しみでした。私も幼い時は両親が毎年誕生日会を開いてくれて、仲がいいお友達を招待したりしていました。クリスマスだって祝っていましたし、お正月だって親戚一同集まったりもしていました。ただ、パーティーと言われるとしっかりとしたものはお誕生日会くらいでしょうか。昔はハロウィンなんて今ほど知られてなかったですし。中学、高校になると、パーティーといったものはほとんどなくなりました。日本のイベントはほとんどが家族や親戚でやるものが多く、友達まで呼んでというものは少なく感じます。

 

このように、アメリカ人はパーティーが身近であり、私達日本人よりはるかに経験値が高いです。

また、グループの中でそれに「長けている人」というのが絶対に出てきます。彼女が主催するパーティーは間違いないよね、というカリスマ。こういう人がパーティープランナーになるわけです。

 

私はアメリカ人のプランナーが作る世界感は圧倒的にセンスがいいと思います。

しっかりテーマがあり、隅々まで拘りがある。

想像をいつも超えてくれます。

 

こんなことを彼女達に言うと、ハードル上げないでよーと言われそうですが、私は彼女達のようなパーティーをクリエイトすることを小さい時からやってきて、その中でも群を抜いて「長けている人」、こういった人たちにthee blue heelsの大切なウエディングを演出してほしいと思っています。