分散型結婚式が主流の時代へ
大勢のゲストを呼んで盛大な結婚式をする。
新型コロナの影響もあると思いますが、だんだんとそのような結婚式は衰退していくと思います。
家族や親しい友人を数名呼んでこじんまりとしているけれどしっかりとした、そんなパーティーがこれからの時代は好まれていく、そんな風に私は感じています。
これは、日本の社会が変わってきているというのも大きいと思います。
大企業に勤めて、終身雇用、会社一筋の人生。
そういう考えが少し和らいでいるのではないでしょうか。
大手の日本企業でも外国企業の資本が入ったり、投資会社に買収されるような時代です。
転職をせずに同じ会社にずーっと務める人もいるとは思いますが、転職等を数回して希望の地位だったり、希望の職種に就く人も多いと思います。
そんな背景のなか、仲人を立てて、会社の上司等を呼び、盛大な結婚式を挙げる。
このような風潮、残っていくでしょうか。
交際費というものに昔は膨大なお金を費やしていましたが、だんだんとそのような風潮も薄れているなか、何十人もいる部下の祝儀を出すような古き良き時代の上司が現代にいるとは思いません。
私自身、結婚式は2回しました。
ハワイ島で私の家族、親戚、友人等を招待して1回と、夫の故郷、北陸で夫の家族、親戚を招待してもう1回。
というのも、ハワイでの結婚式は私の夢でした。
ただ、当時、夫の両親の体調があまり良くなく、地元でなら出席できる。
遠方は無理。ハワイなんて問題外。
普通なら、そこで北陸でじゃ結婚式をしようとなるのかもしれませんが、私はどうしても諦められなかったので、「じゃ、2回しよう!」となりました。
でも、これ、すごくよかったです。
夫の両親の体調があまり良くなかったのですが、周りは知り合いばかり。
親戚の集まりに毛が生えたような結婚式だったので、そりゃー気を使うことなく楽しんでくれました。
私は購入したドレスが2回も着られて大満足です。
ハワイ島の結婚式は夢が現実になり、周りには大好きな人たちがいて、もう最高でした。
ゲストの皆も、ハワイ島マジックなのか、心から楽しんでくれ、意気投合してくれ、なんだかうれしかったです。
2回結婚式やって、金額も嵩むと心配の方もいらっしゃると思います。
ただ、どちらもこじんまりとした式をしたので、盛大な式を挙げるよりかは全くかからなかったというのが、実際にやってみた感想です。
オフィスの近くに雅叙園[1]がありますが、ここで50名程度の式をするとなると400-500万[2]と言われています。
ハワイ島と北陸、2つの式を合計しても、これには達しませんでした。
今、コロナ禍でどうしてもハワイで結婚式をするというのが厳しい状況だと思います。
それでも、どうしても諦められず挙げる方[3]もいます。
でも、周りのことを考え、日本で挙式をする、これは素晴らしい決断だと心から思います。
ただ、もし心残りが少しでもあるなら、日本で挙式した後に、ハワイでもう一度してみませんか。
Thee Blue Heelsはそんなあなたのお気持ち、全力でサポートさせてもらいます。
[2] 2021年12月雅叙園挙式 by みんなのウエディング
Sorry, the comment form is closed at this time.